鵞足炎とはランナーやジャンプ動作などの反復動作を伴う競技をする人がなりやすいものです。
膝の内側にひどい時は歩くことさえ困難なほどの痛みを伴います。
痛みが出る部位には「薄筋」「半膜様筋」「半腱様筋」の3つの筋肉が付きます。
↓それぞれの写真です。
全ての筋肉は膝の内側に付いてるのがわかると思います。
この筋肉のどれか、もしくは多発的に問題が生じた時に鵞足炎になります。
簡単に書きますと、上記した3つの筋肉に何かしらの問題が生じて炎症を持って痛みが出ます。
最初にも書きましたが、反復動作を伴うスポーツをする人に多発します。
その中でも特に上記した3つの筋肉が弱い方に多発しているのが特徴でもあります。
ランニングでは、走り始めの方や怪我などで協議を離脱していた方などが急に長い距離を走った際に出たりします。
また、急なスピード練習などを行っても出やすいです。
まず痛みが出たらすぐに治療をすることです。
全ての怪我に言えることですが、早期治療が基本です。
一番最初は痛みがある部位を冷やしてください。
長時間冷やす必要はありません。
15分程度で十分です。
その後は3つの筋肉をしっかりほぐしてください。
ストレッチでは中々ほぐすことは出来ませんので、ストレッチポールなどを使ってください。
ほぐし過ぎるとかえって痛みが強く出ることもありますので注意してください。
この動画は膝上が主ですが、もう少し股関節の付け根までやった方が良いです。
それでも改善しない場合は、ある程度の負荷をかけてください。
この動画のように負荷をかけてみてください。
もちろんやり過ぎは禁物ですし、負荷をかけてる時に痛みが出たらすぐにすぐに中止して下さい。
筋肉をほぐすのも、負荷をかけるのもある程度の知識が必要となることがあります。
もちろん、自分で治すことも出来ますが、なるべくはプロに任せたほうが良いです。
時間やお金はかかりますが、もし本当に治したいのであれば信頼のおける治療院に通われることをお勧めいたします。
治療院選びも何かと大変だとは思いますが、多少遠くても自分が納得のいく院を探されて下さいね(*^ω^*)