ランニングで股関節の付け根を痛めた方の治療例1

症例1

🧑‍🦰 患者プロフィール

• 年齢・性別：30代 男性
• 住まい：鹿児島市
• ランニング状況：月間200km、サブ4ペースで練習中
• フルマラソンのタイム：3時間50分台
  

🩺 来院時の症状

• スピード練習後、左股関節の付け根（内側）に違和感を感じ始め、数日後には5km走るだけで痛みが出るようになった。
• 特に脚を前に出す動きや階段昇降で痛みが強く、日常動作にも支障。

🔍 検査・評価で分かったこと

• 腸腰筋の過緊張と内転筋の短縮が顕著。骨盤前傾が強く、体幹不安定なフォームで走っていた。
• 殿筋の筋出力が低く、股関節の屈曲・伸展の連動が崩れていた。

🛠 施術・リハビリの内容

• 腸腰筋・内転筋の施術と骨盤・股関節まわりの関節調整を実施。
• 殿筋・体幹の活性化エクササイズを導入。
• 炎症が落ち着いてから内転筋のリハビリを開始
• 6回の施術で痛みなく10kmランが可能に。

🏃‍♂️ 再発防止のために

• 週2回のフォーム改善ドリルと体幹主導のトレーニングを継続指導。
• 坐位姿勢や日常の骨盤ポジションにも注意。
• フォームチェックを行い、左右の体軸の意識づけを徹底。

😊 患者さんの声

「内側の痛みは初めてで不安でしたが、原因や改善方法が明確になって前向きになれました。」

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