股関節治療

股関節痛のほとんどの原因は骨ではなく「筋肉」にあります。結果論として骨が変形するのであって、筋肉の問題を解決すれば骨の変形は起こりません。

「最初は違和感から始まって徐々に痛みが出てきた…。」

「インターネットで調べてると『変形』や『手術』などの言葉が怖かった…。」

「股関節の変形は進行性で経過観察しかない、と言われた…。」

これらの言葉を多くの患者さんからお聞きしました。様々な情報で溢れ返っているため、何が本当で何が嘘なのかわからない方が数多くいらっしゃいます。

　レントゲンを見ると骨が変形しているので、骨に問題があると思われるかもしれません。最初は膝や腰が痛かったのが、いつの間に股関節に痛みが出るようになったりもします。

　しかし、筋肉が縮んだり引っ張ったりして骨が徐々に変形していく事がほとんどです。患者さんの中には先天的に股関節に問題を抱えてる方もいらっしゃいますが、筋肉が原因で後天的に変形される方がほとんどです。治療方法は股関節周りの筋肉をほぐし、その後様子を伺いながら適切かつ正確に筋肉を動かしていきます。実際筋肉の問題を取り除くだけで、多くの股関節痛で悩まれてる方々の痛みが激減、もしくは消失します。

　ぼくが絶対に患者さんに伝える事があります。

「痛みに関して嘘は絶対言わないでください」

痛みが変わらない時は変わらない理由が絶対にあります。自分の治療方法が間違えてる可能性も視野に入れながら患者さんの施術をします。物事に絶対はないからです。患者さんの主張を聴きつつ、自分の知識と経験を組み合わせます。何が目の前の患者さんにとってベストなのか、その試行錯誤を常に怠らず日々の治療を行っております。