ランニングで股関節の前側を痛めた方の治療例3

症例3

🧑‍🦰 患者プロフィール

  • 年齢・性別:30代 女性
  • 住まい:日置市
  • ランニング状況:週2〜3回、5〜10kmのジョギングを継続(健康維持目的)
  • フルマラソンの経験:10kmやハーフマラソンに年1〜2回参加

🩺 来院時の症状

  • 1か月ほど前から、左の股関節前側に違和感を感じるようになった。
  • 特にジョギング終盤や、ストレッチで脚を後ろに引いた際に前面が詰まるような感覚があり、最近は日常の歩行でも前に足を出すたびに軽い引っかかり感を伴う。
  • 座っている姿勢が長いと、立ち上がりの際に股関節が硬くなっている。

🔍 検査・評価で分かったこと

  • 上前腸骨棘の下あたりに圧痛と緊張があり、大腿直筋・腸腰筋ともに柔軟性が低下
  • 骨盤がやや前傾しすぎており、腰椎伸展による代償で股関節屈曲を行っている傾向
  • ヒールスライドやASLR(片脚上げ)では、腹筋下部の制御が不十分で骨盤が過剰に動く
  • 歩行では体幹の支持が弱く、脚の振り出しが腸腰筋主導で過剰に行われていた

🛠 施術・リハビリの内容

  • 股関節前面の滑走不全を改善するための関節モビリティ施術を実施
  • 腹横筋と骨盤底筋の安定化トレーニングを先行し、股関節屈曲動作時の骨盤固定を促す
  • 腸腰筋の伸張性改善と、殿筋群による股関節伸展の再教育を実施
  • 骨盤を中立に保ったまま動作できるよう、四つ這い・ヒップヒンジ系動作から段階的に運動指導

🏃‍♂️ 再発防止のために

  • ジョギング前のドリルにヒップアクティベーションと骨盤の前後傾コントロールを追加
  • 日常の立位・座位で腰を反らせすぎず、腹部支持で姿勢を保つことを習慣化
  • シューズの見直しと、走行時のピッチ意識向上(過剰なストライドの抑制)を指導

😊 患者さんの声

「ストレッチしても取れなかった詰まり感が、体幹の使い方で変わるなんて驚きでした。教えてもらった体操は続けられそうです。」

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