股関節の痛み〜股関節の付け根から内ももにかけて〜

今回は股関節の痛みシリーズ第1弾、「股関節付け根から内ももにかけて」を解説します!
これから何回かに分けて、部位別の股関節痛の解説をしていこうと思います!

 大前提ですが、これから説明することが全ての股関節痛の原因ではありません。
股関節は多数の筋肉が混在する部位の為、施術に関して一概に「これが正解」ということがわかりません。
実際に触診をして股関節の動き、関節の位置、骨格、筋肉などを確かめないと確実なことは言えませんが、「比較的こういったケースが多い」ということで説明していきます。
そこを踏まえた上でご覧ください。

股関節の痛み〜股関節の付け根から内ももにかけて〜

 この痛みがある方の特徴は歩行時内股になります。
太ももの前側というよりも股の付け根が痛く、それが内ももに繋がってるように感じると思います。
歩き始めに痛みが出たり引っかかりを感じる方も多いです。
では、どのような筋肉があるのか一つ一つ確認しながら原因を探っていきましょう。

目次

恥骨筋・短内転筋(脚を内側に閉じたり回したりするなど)

 恥骨筋と短内転筋は内転筋の中でも股関節の付け根に近い部分にある筋肉です。
中々ほぐしにくい場所にありますが、ストレッチポールを使えば簡単にほぐすことができます。
ストレッチポールを脚の付け根にあて体重をかけるだけでかなりの圧をかけることができます。
付け根が痛いときにこの筋肉をほぐすと、結構和らぎますので一度お試しください。

大内転筋・長内転筋(脚を内側に閉じたり回したりするなど)


 太ももの内側の真ん中あたりにコリや痛みが出ると、この二つの筋肉が原因である可能性があります。
内転筋の中でも大きめな筋肉なので、この筋肉たちが原因で歩き方が内股になることが多いです。
この部位はストレッチポールや自分の手の平でほぐすことも出来るのでセルフケアは比較的簡単ですが、押さえると鋭い痛みが出やすいため遠慮してしまいがちです。
押してて痛みが気持ち良くなってくるまで頑張って押し続けましょう。

・薄筋(脚を内側に閉じたり回したりするなど)

薄筋
薄筋

 内転筋で一番表面上にある筋肉の薄筋です。
脚の付け根から膝の内側にかけて痛みがある場合、薄筋のコリが原因の可能性があります。
この筋肉を押すと結構な痛みを伴いますので、押す強さが肝心です。
あまり強くやりすぎても筋肉が傷つくし、弱すぎたら効かないし、難しいところですが良い加減を探してみてください。
手の平で押さえてもいいし、ストレッチポールで転がすようにほぐすのも良いでしょう。

薄筋とは別に、半腱様筋・縫工筋という筋肉が同じ部位に付着しますが、今回は付け根から内ももにかけての痛みでしたので省きました。

終わり

以上で解説を終わります!

何かお聞きしたいことなどございましたら、コメントにお書き下さい( ◠‿◠ )

お答え出来る範囲内でお返事致しますよ(^ ^)

このブログを見て、あなたの股関節が少しでも改善することを願っております(^_^)

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