股関節前部の痛みの主な原因

鹿児島の日差しの強さは県外の方からは想像もできないほど痛いです。
強すぎて日差しが痛いってよくわからないと思いますが、来たらわかります。
痛いです( ´Д`)
木陰に入ると比較的涼しくはなるのは、やはり南国だからでしょうね。
日中の暑さは大体10月終わりくらいまで続くので中々厄介ですが、まぁ仕方ないですね。
入道雲も大きいし、風がなんだか心地よく感じれるし、夏があるから冬を楽しめますもんね!
適当に暑さを凌ぎながら熱中症に気をつけて生活しましょう( ^ω^ )
 
それでは本題の股関節前側の痛みについて解説していきます。
まずは大前提ですが、これから説明することが全ての股関節前側の痛みの原因ではありません。
股関節は多数の筋肉が混在する部位の為、施術に関して一概に「これが正解」ということがありません。
実際に触診をして股関節の動きや筋肉の硬さを確かめないと確実なことは言えませんが、「比較的こういったケースが多い」ということで説明していきます。
それを踏まえた上でご覧ください。

股関節前側の痛み

股関節の前部が痛む方の特徴から書きます。
歩き始めや椅子から立つときなどの動き始めの際痛みが出易いです。
また歩行時に痛みが出たり出なかったりと不安定に痛みます。
痛む場所は股関節の前面から膝の上あたりまで痛む方もいらっしゃいます。
多くの方は股関節前面から太ももの上3分の1くらいが痛みやすいことが特徴です。
また、座っていても重だるい感じがしやすく、疼く感じが非常に不快感でもあります。
では、実際股関節前部についてる筋肉を紹介します。

目次

大腿中間広筋(膝を伸ばすときの筋肉)

大腿中間広筋


太ももの前側が痛むときこの筋肉が固くなってることが多いです。
手の平で圧迫しながら血液を流すような感じでさすると良いです。
股関節部分というより、股関節の下側に痛みがあることが多いので股関節とは関係ないと思われる方が多いです。

大腿直筋(膝を伸ばしたり、大腿骨を曲げる筋肉)

大腿直筋


この筋肉も太ももの前側が痛みます。
しかし、大腿中間広筋と違うのは股関節の上側が痛みます。
骨盤前部の下くらいが痛むことが多いです。
この部位は中々強く押せないので、机の角などを押し付けると良い具合で圧迫できます。
出来れば、丸い角があると調度良いです。

大腿内側広筋(膝を伸ばしたり、足を内側に閉じる筋肉)

大腿内側広筋


大腿中間広筋と同じような痛みで、股関節の少し下に痛みがでます。
膝の内側にも痛みが出る場合、この大腿内側広筋が原因の可能性があります。
股関節の下側をほぐしても痛みが中々引かない場合、膝の内側もほぐすと意外と股関節が楽になったりします。

大腰筋・腸骨筋(股関節を曲げたり、外に捻ったりする筋肉)


腰から股関節前面を通り股関節の下の内側に付く筋肉です。
この筋肉が固まると、座った状態から立ち上がるときに股関節や腰に痛みが出ます。
股関節だけでなく腰にも痛みが出易い方は、この筋肉の可能性が高いです。
この筋肉は中々ほぐし辛く、セルフケアすることが難しい筋肉でもあります。
股関節前側から付け根が痛く、骨盤が横に開いている方に多くみられます。 

恥骨筋(股関節を閉じたり、曲げる際の補助をする筋肉)

恥骨筋

股関節前部より少し内側(いわゆる足の付け根)に痛みが強い方に関係する筋肉です。
この部位は押されると非常に痛く、鮮烈な痛みが出ます。
しかし、この筋肉を緩めるだけで股関節の痛みがひくことが多いです。

まとめ

これら7つの筋肉が股関節の前にある筋肉です。
最後の恥骨筋は前というよりも内側の筋肉なのですが、股関節の付け根が痛むときに意外と関係のある筋肉なので股関節前部の痛みで紹介しました。
どうですか???
股関節の前が痛むから一つか二つくらいの筋肉しかないと思っていませんでしたか???
前だけで7つも筋肉が混在しているのです。
これらの筋肉が患者さんによってそれぞれが組み合わさるため、記事の最初に「一概に言えない」と書いたのはこのためです。
 
股関節前部の痛みがある方は、特に歩行時に出ることが多いです。
歩いていて痛みが出るときは、その場で行進していただき、その行進の状態で前に進むと意外と痛みが治る時があります。
注意して歩くとわかりますが、足を蹴り出すときに痛みが出ると思います。
その蹴り出しをしなければそんなに痛みはでません。
しかし、行進の状態で歩くのは見た目が悪いですよね。
なので行進の”ような”感じで歩いてみてください。
練習すれば自然と痛みのない歩き方がわかると思います。
股関節を開いた状態(あぐらの状態)が一番股関節には良くありません。
なるべく痛みのある側の股関節は開かないようにしましょう。

今回は股関節前部の疼痛に関することでした。
股関節は特に女性が痛くなりやすいです。
出産や骨盤の形や筋力が股関節に影響するためです。
少しでも違和感や痛みがある場合は早めの処置をお勧めいたします。
変形性股関節症は本当に早めの処置で後が全然違います。
営業でもなんでもありません。
今まで股関節で困った方を診てきて思うことですので、間違いありません。
このブログのコメント欄でも結構ですので、一度ご相談ください。

心よりお待ちしております(^^)

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